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【独学合格体験記】日本語教育能力検定試験〜参考書一覧〜 

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こんにちは!

私は日本語教育について全くの素人で知識も0でした。さらに養成学校に通う時間とお金もありませんでしたが、独学で2020年の試験を無事一発合格しました。
これは、同じように独学で目指す方や不合格でも諦めたくない方向けの記事です。

主な参考書は5冊過去問5冊計10冊です。
全部の合計金額はおよそ2.2万円でした。

(この記事内の価格は2022/1月現在のものです)

使用参考書一覧

日本教育能力検定試験 完全攻略ガイド ¥3,520
日本教育能力検定試験 合格問題集 ¥3,278
日本語教育能力検定試験に合格するための用語集 ¥2,750
初級を教える人のための日本語文法ハンドブック ¥2,420
中•上級を教える人のための日本語文法ハンドブック ¥2,640
日本語教育能力検定試験 試験問題 ¥1,540 × 5(年分)=¥7,700

合計金額¥22,308 Amazonの価格参考

以下、簡単に参考書の概要をまとめました。

日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド

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何から勉強したらいいかわからない、そんな時の合格までの勉強ガイド

試験概要や出題範囲など、受験者が知っておきたい情報がまとめられています。全試験範囲をカバーし、さらに出題頻度や重要ポイントもわかるようになっており、膨大な試験範囲を効率よく勉強できるよう教科書としては学習者に良心的な設計になっています。何から勉強すべきかわからなかった私がはじめに購入し、試験当日までほぼ毎日使用していました。

▶︎ 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第5版 ¥3,520 ( Amazon )

最新版は第5版です。( Amazonサイト情報 / 2022年1月現在 )
参考書内の「国内の留学生人数」や「世界の日本語学習者数」などのデータは第何版を持っているかに関わらず、最新データのチェックを忘れずに。

日本語教育能力検定試験 合格問題集

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過去問演習の前にアウトプットで基礎知識の確認と定着を目指す

3回分の模試と解説が収録されています。先に紹介した完全攻略ガイドでざっくり学習したあとにこの問題集を解き、基礎知識が定着しているか確認しました。解説も充実しているので、間違えても安心です。過去問には解説がなく、学習段階の初期でチャレンジするには少し難易度が高いので、こちらを過去問演習前のウォーミングアップとして取り組みました。

▶︎ 日本語教育能力検定試験 合格問題集 第3版 ¥3,278 ( Amazon )

日本語教育能力検定試験に合格するための用語集

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完全攻略ガイドを補う、基礎固めに必携の一冊 

過去18年分の試験データを分析し「本当に出ている用語」をまとめただけでなく、「頻出」「重要」「基本」の重要度も示してあります。用語は50音順に並んでいるのではなく、各分野ごとに関連が深い用語同士が並んでおり、さらに上から順に読めば用語同士の関係や背景などが理解できる構成です。索引から目的の用語を探して解説を読むだけではなかなか頭に入りませんが、周辺にまとめられている用語同士を関連づけながら理解を深められるので忘れにくくなり、この用語集は重宝しました。

▶︎ 改訂版 日本語教育能力検定試験に合格するための用語集 ¥2,750(Amazon

日本語文法ハンドブック

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文法知識0から段階的に知識を積み立てていける、頼りになる一冊

各項目が「これだけは」「もう少し」「もう一歩進んでみると」という目印がついていて段階的な構造になっているので日本語教育としての日本語文法を初めて学ぶ私にも理解しやすかったです。試験に頻出する文法項目をこのハンドブックで集中的に学習しました。例文、用法、解説がシンプルなレイアウトでまとまっていています。

▶︎① 初級を教える人のための日本語文法ハンドブック ¥2,420(Amazon
▶︎② 中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック¥2,640(Amazon

私は試験後のことも考えて②も購入しましたが、試験突破のためならまずは①のみを購入し、その後②の購入を検討してもいいと思います。

日本語教育能力検定試験 試験問題

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実践力を培うには過去問が一番。 様々な使い方で本番を突破する力をつける

合格のためには知識の習得だけでなく、タイムマネジメントや傾向の把握など「本番突破力」が必要になります。その力を培うには過去問を解いて対策をすることが一番です。私は最新年度から遡って5年分の過去問を購入しました。

こちらに最新の令和2年度の過去問の販売情報があります。

▶︎JEES 日本語教育能力検定試験 過去の試験問題の入手方法

過去問は本番が近づくと在庫が不足したり、中古品の値段が高騰する可能性があるので早めに購入しておくことをお勧めします

▶︎① 令和2年度 日本語教育能力検定試験 試験問題  ¥1,540Amazon

▶︎② 令和元年度 日本語教育能力検定試験 試験問題¥1,540Amazon

▶︎③ 平成30年度 日本語教育能力検定試験 試験問題¥1,540Amazon

▶︎④ 平成29年度 日本語教育能力検定試験 試験問題¥1,540Amazon

▶︎⑤ 平成28年度 日本語教育能力検定試験 試験問題¥1,540Amazon

参考書選びで大切にしてること

合格者がおすすめしている参考書は様々です。「結局どれを買えばいいのかわからない」と情報に振り回されないためにも、先に参考書を選ぶときの条件を考えるのがおすすめです日本語教育能力検定試験に限らず、学生時代からの私の参考書選びの条件を紹介します。参考になれば幸いです。

以下、私が参考書を選ぶときの基本的な条件です。

① 著者、出版社、データが信頼できること

著者が専門家であるか、出版社のWEBサイトに正誤表(出版物に間違いがあった時の訂正を一覧にしたもの)はあるか、参考書内のデータは最新か、などはとても重要なので出版社や著者を簡単でもいいので調べることをお勧めします。

② 無駄な色使いや無駄なイラストが無いこと 

個人的に多色の参考書は重要部分とそうで無い部分がパッと見でわからないので避けています。基本的に白黒や2色刷りで目が疲れず、自分が蛍光マーカーでひいた線もわかりやすいものを選びます。イラストはわかりやすいものはいいですが、装飾としてのものが多いと疲れるのでそういうものは避けています。

 

以上は、どんな参考書を選ぶときにも通じるものです。

さらに、私の場合、教科書で基礎知識をインプットし、問題集では多くのアウトプットで知識を定着させます。そして本番突破力をつけるために過去問演習をする、それが基本的なステップです。そのため、まず教科書、問題集、過去問は必ず購入します。以下、各参考書の具体的な条件です。

 

教科書の選び方

教科書は試験勉強の軸にするので全試験範囲をカバーしているものを選びます。
あと、問題集などのシリーズ教材が揃っているのも条件です。(絶対条件ではないですが)シリーズ教材があると教材同士をリンクさせて学習しやすいからです。

問題集の選び方

問題集は解説が充実していることはもちろん、模試形式であることが条件です。問題形式への慣れやタイムマネジメント力は問題集で鍛えます。これらの力をある程度つけた上で過去問演習を行えば、知識の最終確認により多くの時間を割くことができます。

過去問の選び方

私は過去問演習をはじめるだろう時期から試験までの時間をざっと計算し、消化できる量をざっくり考え5冊にしました。選んだのは最新版から遡った5年分です。

その他

そのほか、学習過程で個人に応じた参考書が必要になると思います。私は用語集や文法のハンドブックを購入しました。人によっては弱点強化用の分野に特化した問題集を選ぶこともあると思います。その時も自分の条件が明確であれば選びやすいです。私の参考書を選ぶ条件を読みながら「わたしも出版社は信頼できるものを選ぼう」「いやわたしは多色でイラストがたっぷりあるほうがモチベーションがあがる」など考えることで自分にあった参考書の条件が見えてくるかもしれません。

おわりに

参考書選びの条件自体がさだまらない…そんな方は書店で確認したりサイトでもいいので様々な参考書のサンプルページを見ることがお勧めです。自分はこういうのは嫌、こういうのは学習しやすいな、と購入よりさきに購入の条件を固めることができると思います。そうすれば、合格者体験記を鵜呑みにして色々な参考書に手を出しお金も時間も無駄にするなどということは避けられます

誰も紹介していないけど、自分にはぴったりの参考書が見つかることだってあります。参考書は受験のパートナーです。ぜひ楽しんで「これだ」と思うものを選んでください。

それでは!